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Mr.Childrenが終わる時

Mr.Children ヒカリノアトリエツアー、本日の名古屋公演は途中で中止。桜井さんの声が出ない、と。

 

本当に不安だ。とにかく不安。今年1月に発売されたMUSICAのインタビューが忘れられないから。

 

桜井「今の自分は、本当にMr.Childrenを一生やっていたいという気持ちが強くて。そのためにはもっといろんなものを吸収したいし、もっと音楽を豊かに鳴らせるミュージシャンになりたいなという気持ちがあるんですよね。」

▶︎一生やりたい、死ぬまで続けたいということを今改めて思ったのは何故なんですか?

桜井「昔よりも、その難しさを感じてるからじゃないですかね。バンドを維持していくことの難しさじゃなくて、ただ歳を重ねていくっていう意味での難しさなんですけど。……これはインタヴューで答えにくいし慎重に話をしたいことなんだけど………僕はヴォーカリストだから、やっぱり年齢とともに厳しくなってくるものもあるんだなっていうのを凄く感じたこの2、3年だったんですね」

▶︎ヴォーカルは身体が楽器ですからね。となれば、桜井くんに限らず、誰だって年齢と共に肉体的なハードルはどうしたって上がっていくし。

桜井「そういうことを考えた時に、いつかは今までのような感じの曲は歌えなくなったり、昔の名曲を歌えなくなったりするんだと思って……そうなったら俺は辞めなきゃいけないなと思ってて。もしも年齢を重ねて自分の声に限界が来てしまったら、終わりって来るんだっていうのを実感しちゃったんだと思うんです。でもそういう状態が来ないようにしたい、本当に一生やっていきたいんだっていう気持ちが強くなってるように思います。そういう気持ちを前向きに今は持てているし、何故前向きになれるかというと、Mr.Childrenだからだし、そういうことを踏まえてのMr.Childrenの曲が生まれているからだと思うんです。」

 

 

これを読んだ時、本当にショックだったし悲しかった。今まで週刊誌で何度も報じられてきた不仲による解散、みたいな報道なんて全部鼻で笑ってた。だってステージ見てたらそんなんありえへんってわかるやん。解散するわけないやん。でもこのインタビューを読んだ時に、ああ、Mr.Childrenが終わる可能性があるんやな、こういう風に終わるんやなって、今まで考えてもなかったことを突きつけられた。

 

桜井さんの歌い方は喉に優しい歌い方では決してない。でもプロだから、どうすれば本番にいい状態で臨めるかもちゃんとわかってるからそんなこと私たちが心配することではないと思っていた。

 

ライブを見てても、3時間とか3時間半とか1人で歌いまくってもまだ声出る、みたいな超人的なバケモノやなと思うことのほうが多かったけど、この前の虹ツアー大阪フェスティバルホール公演では、「あれ、歌い方変わった?」って思った。その公演の後に京都音博の放送を見てそれは確信に変わったわけやけど、やっぱり最近特につらかったんだろうか。

 

本当に本当に桜井さんの歌が好きで世界一信じてる声で、っていう純粋なファンとして、という気持ちはもちろん莫大にあるんだけどもそれとは別に、「ほら、これが日本一のモンスターグループのボーカルだ。20年以上第一線で走り続けているグループのボーカルだ。この歌詞だ。このステージだ。どうだすごいだろう。」って若い人の音楽を聴いているような人に向けて誇示する気持ちが自分にあることに気づいて、そしてその後者の気持ちがあのインタビューで支えられなくなった。悲しかった。年齢には抗えずに声が出なくなって終わっていくなんて。そんなんダサいよ桜井さん。嫌だよ。 

 

年の瀬のCDJで、吉井さんの声が出なくなった時も本当につらかったけど、あの時は走り続けた2016年の喉への負担が一気に爆発した、というように感じた。病院で検査した結果もやっぱりそういうことで、1か月貝になって、無事に回復したのだけど。

 

でも今回の桜井さんのは、20年以上の喉への負担の蓄積のような気がして本当に怖いんだ。ただの風邪って思えないんだよ。桜井さんの声が出なくなったらMr.Childrenは終わってしまうんだ。本人がそう言ってるんだ。つい数ヶ月前に。

 

純粋なファンとして。

まだまだ歌ってください。

まだまだ楽しませてください。

まだまだ背中を押してください。

あなたの声で、歌で、言葉で、冗談じゃなく、どれだけ私の人生が変わったか。どれだけ支えてもらったか。

 

もう十分に走ったからしっかり休んでください。メンバーもファンも、これからはゆっくりゆっくり歩んでいきましょう。

 


Mr.Children「Starting Over」Live from TOUR 2015 REFLECTION


Mr.Children 「足音」Live from TOUR 2015 REFLECTION


Mr.Children「タガタメ」from Stadium Tour 2015 未完


Mr.Children「ヒカリノアトリエ 」MUSIC VIDEO (Short ver.)

志磨遼平がムカつくという話

 

ドレスコーズの新譜だ。本当に志磨遼平という男には腹が立つ。彼はつくづくバンドという組織体系が合わない人物で、まずは毛皮のマリーズを終わらせた。毛皮のマリーズ最終公演の武道館の直前、最後のライブハウスでの公演が大阪のなんばハッチで、そこに私もいた。西くんの前でもみくちゃになりながら泣いた。「THE END」という曲で誰もいないステージで鳴り響き続けるギターをスタッフがそっと止めた時、本当に悲しくて美しくて理不尽で泣いた。


毛皮のマリーズ|ラストアルバム『THE END』TV-SPOT

その後、彼はドレスコーズというバンドを作った。毛皮が終わった時にはもうすでに始動していたぐらいのスピード感だった記憶。は?って感じである。でも、ドレスコーズがかっこよすぎて、また夢中になった。ドレスコーズはまずメンバーがそこにいるだけでもう他を寄せ付けないオーラな訳で。FM802主催の2013年の「ロッキンレディオ」というイベントがあって、ドロス(当時はシャンペ)、グドモ、TOTALFAT等と一緒にドレスコーズも出たわけですが、もう出てきた瞬間から会場がざわつくのよ。ものすごい空気をまとって揃いも揃って背の高い男4人(菅様は大きくないですが)がヌッと歩いてるだけでとにかく絵になって、演奏が始まったら爆発的なかっこよさで。あの会場にいながら「ワタシこの人たちのファンなんです!!!」って叫びたくなるぐらい。

 

あとは、「DONUT」という雑誌の表紙に使われた彼らの写真が大好きすぎて一生捨てられない雑誌のうちの1冊。あの見た目から繰り広げられるあの音が本当に好きだった。「ゴッホ」を初めて聞いた時は天才だと思ったもの。  

DONUT vol.5

DONUT vol.5

 

  

 


ドレスコーズ - ゴッホ

でも志磨遼平はドレスコーズも壊した。志磨遼平1人でドレスコーズと名乗るらしい。は?だ。ソロなんだったら個人名でやればいい。ドレスコーズは4人なんだ。1人になってから「1」というアルバムが出た。ゆったりした曲にも静かな曲にも激しい曲にも、孤独と悲しみと寂しさが漂っていて、聞いていて悲しかった。君に問題がありすぎるのだよと思うけどそれでも悲しかった。「スーパー、スーパーサッド」という曲のMVで過去自分が壊してきたバンドのCDを燃やすシーンがあった。過去を捨てて、また彼は孤独になった。

 

それなのに、だ。「1」のツアー、大阪・梅田AKASOで行われた公演は本当にひどかった。「1」に漂っていた悲しみなんてどこにもない、いきなり毛皮の曲からのスタートだ!アンコール含め全17曲、毛皮の曲が5曲、4人組ドレスコーズ時代の曲が2曲。(残りは「1」収録曲)は?毛皮ばっかりじゃないか。燃やしたんじゃないのか。1人になってからも毛皮の曲に頼るのか(お客さんももちろん沸く)。RO69の新木場公演のレポでは「・・・最新楽曲群を軸としてライブを構成する中に、・・・毛皮のマリーズ曲をいとも自然に織り込みながら、会場を熱く沸かせてみせる志磨。そこにあったのは『4人ドレスコーズ』時代とも、もちろん毛皮のマリーズ時代とも異なる『志磨遼平の音楽』だった。単に『演奏するメンバーが異なるから』ではなく、自分ひとりで世界と向き合っていくという明確な闘志が、・・・鳴らすアンサンブルに決然とした意志と強烈なヴァイタリティを吹き込んでいく。」とか書いてやがる。きれいごとにまとめんじゃねえぞ。自分で壊した過去を引きずって頼ってるだけじゃないか。「1」収録曲以外は全部新曲をぶちこむぐらいの勢いもないのか。ドレスコーズを名乗るなら毛皮の曲をしないでくれ。しないでくれ!毛皮に頼らないでくれ!ドレスコーズは4人なんだ!他の3人に失礼だからドレスコーズの名で毛皮の曲をするな!!!!!!何から何までダサかった。怒りと呆れで泣きながら帰った。

 

それがきっかけで志磨遼平から離れた。ツイッターエゴサしたものをすべてリツイートするとかいうしょうもないミュージシャンに成り下がったことも志磨遼平から離れた原因の一つである。離れてからも情報は入ってくるが、映画に俳優として出演したりもしてるらしい。むかつく。むかつく。むかつく。あんなにかっこよくてダサかった人が、ただのダサい人になった。むかつく。むかつく。悲しい。むかつく!!!

 

そして今回だ。「平凡」というアルバムがリリースされるらしい。収録曲のMVがYOUTUBEで公開されていた。ははーん。志磨遼平はこんな音楽も作れるのか。悔しい。かっこいい。悔しい。むかつく!音楽だけでまた夢中にさせてきた!もう志磨遼平に夢中になんてならないって決めたのに。むかつく!!!!!!


ドレスコーズ「エゴサーチ・アンド・デストロイ」PARALLEL VIDEO from『平凡』【イヤホン視聴推奨】

cinra.netのインタビューもめちゃくちゃ面白い。「そもそも、確立された自己だとか、個性だとか、そんなもの最初から本当にあったのかな? と。「はたして自分とは何なんだろう?」みたいな自問自答って、哲学者とかは別として、一般の人間にとっては産業革命の後、食うや食わずの時代を経て、それなりに時間と精神の余裕を持つようになってから生まれた問題だったことに気づくんです。そんなことをみんなが考えるようになったのは、ほんの100年ちょっと前の話で。」そう、志磨遼平ってこんな人。この世代でこんな人いないんだ。この人しかいないんだ。悔しい。本当に悔しい。

www.cinra.net

「平凡」を買った。1曲目から管楽器ときた。なんか「シュッとした」音楽になっている。むかつく。2曲目の「平凡アンチ」とか歌詞がめちゃくちゃ志磨遼平だ。「ぼくに権力をふりかざせるのはこのぼく以外にありえない そのくせ重度の理想主義者たるゆえ内戦にはことかかない 他国の知的財産の占有/私有は一切はばからない これがぼくの政治的思想 わかってたまるか」他に誰がこんな歌詞を書く?「人民ダンス」とかなんなんだこれは。サンバかよ。「エゴサーチ&デストロイ」はyoutube版のセリフを抜いているというまさかの展開。アホなのか?あれめっちゃ重要だろうが。「規律/訓練」もうタイトルからおかしい。管楽器かっこいい悔しい!ラップとかしちゃうのかよ。「駄々駄々駄々駄々!」ってどんな歌詞だ。タイトルむかつくランキング1位の「アートVSデザイン」あなたが言えば全然ださくないのが悔しい!

 

「平凡」については感想が山ほどあるから書ききれない。cinra.netのインタビューで話していたことが全編にわたって歌詞になっている。かっこいい。詞も音も思考も佇まいも。あの世代では志磨遼平以外に誰もこんなの作れないしこんな人いない。完敗だ。私の負けだ。悔しい。悔しい!本当にむかつく!結局また夢中だ!!私をどこまでもいらだたせる男、それが志磨遼平!

 

2017/2/18 真心ブラザーズ「東西たっぷり真心届けます!2017」@なんばハッチ

 

真心ブラザーズのライブに行ってきました。毎年恒例・MB'sを連れてのワンマン!編成としては、トランペット×2、サックス(とフルート)×2、キーボード、ドラム、コーラス、ベース、さくちゃん、KINGという10人編成です。

 

真心+ハルくん+大地くんの4人でのバンド・ルーレッツもかっこいいのですがやはりMB'sと一緒にやるのは格別!簡潔にいうと「超最高」でした。

 

オープニングアクトということで何と15歳の女の子がギターの弾き語りで3曲披露。坂口あみさんというそうです。なかなか素敵でしたが女性シンガーソングライター枠はこのレベルの子はゴロゴロしてるんかなあとも思ったり。「もっと大きくなってまたここでできるようになりたい」と言ってたのでぜひ頑張ってほしいです。ちなみにMCで「真心ブラザーズのお兄さんたち」って言ってたのが面白かった。ある種の「頭痛が痛い」的なやつ。「馬に乗馬」みたいなやつ。そもそもお兄さんって!もはやお父さんだよ!


坂口有望「厚底」Music Video

 

いよいよ真心ブラザーズ登場。超〜〜〜〜〜〜かっこよかったです本当に。すごかった。ヤバかった。ヤバかった!!

 

最初に演奏しながらさくちゃんからメンバー紹介ですがやはりうつみさんの発声すごすぎる。半端ない声量と個性の塊!あんな風に声出たら楽しいやろうなあ〜私があの声やったら毎日歌うなあ〜〜。

 

あと、MB'sのドラマーはビバさんなのですが、何と最近「お転けになられて(桜井談)」今回は不参加!残念。現在はリハビリに専念しており、「長文のメールがウザいです(桜井談その2)」とのことw年齢も重ねてるし、本当にお大事にしてくださいね。

 

で、代打のドラマーには山口美代子さん!名前聞いたことあるような無いような…と思いながら特に調べずに行ったらもう度肝を抜かれた。終わって調べてみるとどうやらdetroit 7の人とのこと。私detroit 7ロックロックで見たことあるやん!あの人だったのか。Wikipediaによると41歳とのことですがもうかっこよすぎて。音の粒がめちゃくちゃハッキリしててパワフルやけど抑えなあかんところはちゃんと抑えられる。MCになると謙虚。(MC超全開の奥野真哉さんとはエラい違いw)全体的に素晴らしかったけど「Dear,Summer Friend」の「横道は無視した ためらった瞬間に夏は終わるだろう」の「に」の時に鳴るタムの音が最強によかった。あの深み!でもぶっちぎりに良かったのは「アーカイビズム」。キングも大絶賛!「裏のスネアを感じてほしい。俺は感じた!」とおっしゃってましたがもうめちゃくちゃ感じました!「スサスサスサ!」っていうあそこ。半端ない。超絶かっこよかったし曲終わりのお客さんの盛り上がりと拍手の大きさがもうすごかった。素晴らしすぎた!私も美代ちゃんと呼ばせていただきます!美代ちゃん最高ーーーーー!

 

真心のお二人は今日も絶好調。最初はキングの喉がなかなか辛そうでヒヤッとしたけど自己肯定力の塊のキング、全く意に介さず自分のペースで歌い続け、気づけば全開。さくちゃんはおしゃべりでは相変わらずキングにイジられまくってましたがギターに歌に大活躍です。

 

「同級生」「ふわふわ人」というレア曲もあり、3部作+1も披露!「この愛は始まってもいない」良かったなあ。染みた。染みまくった。8分間に及ぶ「STONE」もヤバすぎるかっこよさで叫んだ。「アーカイビズム」は美代ちゃんもかっこいいけどキングもやばいし一郎さんもヤバいしさくちゃんも爆発して最高だった。MB'sでは定番の曲たちも何か今日は一段と楽しかったな。「新しい夜明け」のあの最高級のハピネスは何なんだろう。踊りださずにはいられない。ステージ上のとにかく楽しい!っていうのが客席に雪崩のように降ってきて、でもお客さんもめっちゃ楽しいからそれがぶつかり合って会場が楽しいで溢れてもうすごいことになるんよ。真心の曲の中で好きランキング上位5曲に確実に入る。ピピーピピーイェイ!


新しい夜明け_真心ブラザーズ

 

それにしても、「COSMOS」はいったいいつになったら聞けるのか!MB'sと一緒の時は毎回楽しみにしてるのに一回も聞けたことがない!これもう超絶好きなのに。「人生をやり直すかどうか 死ぬまでに考えよう」っていうのと「人間が罪深いのならば 僕はもっと罪を重ねよう びびっていたら幸せになれない 当たり前の顔して幸福になる」っていうのが好き。「当たり前の顔して幸福になる」って最高。いつか必ず聞かせてください!!!!


「EVERYBODY SINGIN' LOVE SONG」とかもそうやけど、真心は多幸感が半端なくて、MB'sと一緒のライブやともうそれがピーク。私がライブを見に行く他のどのアーティストと比べても、それはぶっちぎっているわけです。その根源はやはりYO-KINGという人間なのです。

 

やっぱりYO-KINGは人類で一番かっこいい男では?ステージ上で何であんなにリラックスできるんやろう。とにかく自然体すぎる。何の気負いもなく、ただ自分が楽しく歌う。そうすればみんなも楽しいってわかってるから。「Relax〜Open〜Enjoy」を体現する人。凡人には到底不可能な域の自己肯定能力。陽のオーラしかない。私もあんな風に生きたいって思うんやけどなかなか難しい。だからこそ本当に憧れる。かっこいい。今日もモテ防止のサングラスしてくれてて助かった。「みなさんのおかげでこんなイイ男に育ちました!」やって。最高すぎるでしょ?この人。

 

本当に楽しかったなあ。真心のライブは行く前からハピネスが提供されることがわかってるから本当に楽しみにして行くんだけども、今日も期待値をはるかに超える幸福感をもらいました。難しいことなんて必要ない!ただ楽しい時間をすごすだけ!ほんと最高。みんな行ったほうがいいよ。今年はビルボード公演も発表されて、他にも大阪にもたくさん来てくれるみたいで楽しみ。ひとまず次はマゴソニで再び最高の幸せをもらってきます!

 

◎セットリスト

1.BABY BABY BABY

2.ループスライダー

3.きみとぼく

4,メトロノーム

5.アーカイビズム

6.同級生

7.ふわふわ人

8.流れ星

9.橋の上で

10.この愛は始まってもいない

11.流星(吉田拓郎

12.あれあれ、あの、あれ

13.I'm in Love

14.STONE

15.Dear,Summer Friend

16.ENDLESS SUMMER NUDE

17.EVERBODY SINGIN' LOVE SONG

(アンコール)

18.I'M SO GREAT

19.新しい夜明け

20.RELAX~OPEN~ENJOY

 


真心ブラザーズ「I' M SO GREAT!」 2014.3.19release [ショート]

SHINee - Get The Treasure

 

SHINeeの新曲「Get The Treasure」について。


K-POPを聞くようになってからSHINeeのことももちろん知るようになって、えびばでやLucifer、Sherlockなどの有名な曲はたまにyoutubeで聞いたりしてたけど、俄然興味を持つようになったのは、韓国でリリースされた「view」を聞いた時。


SHINee 샤이니_View_Music Video


MVの雰囲気も好きやけども、曲と音が超超超好みで。SHINeeって「THE アイドル」みたいなところから離れた路線のこんな曲も歌うのかと思ってこの曲はかなり聞きました。日本や世界の音楽を語るのが好きなブロガーたちはなぜこの曲について語らない?と思っていました。その人たちの中でこういうの好きな人絶対いるでしょ。音楽的な解説が読みたかったなあ。私は音が好みとかアレンジが好みとかそういう次元の話しかできないし、この音楽のジャンルは何やとかそのジャンルの背景とか音やビートがいかに世界のトレンドかとかもう廃れてるとか機材の話とか全く詳しくなくてわからないからそういう情報がほしかった。

 

その後「1of1」もハイパー好みだったけど、これも語る人がいなくて残念でした。ただ、OKAMOTO’Sのジーレイちゃんはこれをちゃんとカセットテープで聞いていたようでやはり聞いている人は聞いてるな、と。もしこれらの曲を語ってる記事があればぜひ教えてほしい。


SHINee 샤이니_1 of 1_Music Video

 

 

で、今回日本でアルバムが出るにあたり先行試聴会が開かれ、そこでユニバーサル(SHINeeの日本でのレーベル)の広報さんが言ったこんな発言がレポとして流れてきました。

SHINeeはもっと評価されるべき。特に、K-POPに全く興味のない人たち、Suchmosやサカナクションが好きと言っているような人たちにも聞いてもらいたい。」

出ましたSuchmos!ここでもSuchmos!最近のSuchmosフィーバーはいったいなんなのか。アルバムが出るからとかそれだけじゃない気がする。2017年爆発的に名前が広まるであろうSuchmosですよ。(THE KIDSのプロモーションで関西のCDショップを回ってる時のヨンスの私服、イメージとの乖離でくらくらしたから年中アディダス着ててくれ!)


Suchmos "STAY TUNE" (Official Music Video)

まあ、Suchmosやサカナの音楽性(全然違うけど)が好きな人たちというよりは、一般大衆よりはコアな音楽を聴いている人たちにも届いてほしいという意味かなと解釈しましたが、それでもこの発言でviewから伸び続けていたSHINeeの音楽への興味が最高潮になりました。いったいどんな音のアルバムを出してくるのか、と曲の解禁を待ちわびていたわけです。

 

そしてついに、リードトラック「Get The Treasure」解禁!


SHINee(シャイニー) - 「Get The Treasure」 Music Video(full ver.)

 

MVを見た感想としては「黒髪スーツのテミンちゃん最強(ちなみに同じ93line。色んな意味で恐ろしい)」とか「出た長回し!」とか一言いいたくなるラップ部分とか(100歩譲ってもEXCEPT YOUのフォントは違う)とかですが、曲としては比較的好きです。K-POPの日本語詞についてはわりとあきらめてるところがあるので、いったん横に置いておくとする。

 

でもなんかあと一つ物足りなくて、何回もMV見たり曲もめちゃくちゃ聞いてみたりしながらその物足りなさを探ってみて、判明しました。

 


ベースだ!

 

ベースパターンちょっと少なすぎません?紙に書き出して考えてみたんですが。


まず、最初の4小節が終わって「ルーレットは回る」から、裏でベースのフレーズがあって(Aとする)、「のるかそるかどうする」の裏でフレーズがあって(Bとする)、「運命はONLY YOU」の裏でもフレーズがあるけどこれもAね。同じ。ABAで最後は抜いてる。

 

で、Aメロに入って「まずは~」から4小節が各小節ごとにAAAと進んで4小節目で新しいフレーズ(Cとする)が出てくる。つまりAAACです。次の「危機一髪~」からも同じくAAAC。

 

Bメロに入ると変わるんやけども、あまり派手さはなくて。

 

次サビ!AAAC、次の4小節もAAAC。
「ターゲットは~」からはABAC、次の4小節もABAC。

 

2番も1番と全く同じ。ラップ部分は4小節区切りで前3小節が同じで最後1小節が違う、っていうのがあと1回。

 

「世界揺るがす~」からはBメロに戻るからもちろん同じです。そのあとのラストもAAAC、AAAC、ABAC、ABAでさすがに最後の小節はキメポイントだから違うけど。

 

つまり、4小節ごとに冒頭の「ルーレットは~」から、ABA抜き→(1番)AAAC→AAAC→Bメロ8小節→AAAC→AAAC→ABAC→ABAC→(2番)AAAC→AAAC→Bメロ8小節→AAAC→AAAC→ABAC→ABAC(つまり1番と全く同じ)→(ラップ)8小節→Bメロ8小節→(ラストサビ)AAAC→AAAC→ABAC→ABAキメ(終)

 

えーーーーっ!?もっと遊ぼう!?ってなるでしょこれは。やっぱアイドルだしメインは歌だから楽器は目立ったらあかんとでも思ってるの?く~~~もったいないと思う。ジーレイちゃんしゃいにー聞いてるなら君のバンドの敏腕ベーシストに一回これアレンジしてみてもらってほしい、っていうレベル。ベース次第でもーーーっとかっこいい曲になったはず。くぅ~~リアレンジ版とか出ないかな(出ない)

 

とまあ自分が感じた物足りなさについて簡単に綴ってみました。

 

この曲もそれ以外の曲も、ユニバーサルの人が言う層に果たして届くのか、このアルバムのその先に目指すもの、などSHINeeの今後の音楽についても追っていきたいなと思います。おもしろいよSHINee。いわゆる「音楽好き」の人がSHINeeを聞いてどんな感想を抱くかとても興味があるので、ぜひたくさんの人に聞いてもらいたいです。

 

それにしても、兵役が邪魔だなあ。ユニバーサルの人が「こんな風に売っていきたい!」っていう強い思いがあってさあこれから、って時なのに。最年長オニュさんのタイムリミットが迫ってきてます。テミンちゃんまで順に行くならだいぶ長い間5人での活動は止まってしまう。東方神起のように、リミットまで余裕がある人も早く入隊して、グループとして活動が止まる期間をできるだけ短くする方針もあるけどどうなんやろう。どちらにしても、本当にタイミングが・・・残念。

 


SHINee 샤이니_Married To The Music_Music Video


SHINee - 「D×D×D」Music Video (full ver.)


SHINee – Everybody (SHINee WORLD 2014~I'm Your Boy~ Special Edition in TOKYO DOME ver.)

 

2016年に行ったライブたちと振り返り

2016年行ったライブを振り返ってみます。

2/20   [THE AGIT] Ever Lasting Star Ryeowook
        @TOHOシネマズなんば 
   (※ライブビューイング)
2/28 マゴーソニック2016
          真心ブラザーズ/ウルフルズ
          @Zepp Namba
4/25 SUPER JUNIOR KYUHYUN JAPAN TOUR 2016~Knick Knack~
     @大阪国際会議場
5/16 スカート インストアライブ
     @TOWER RECORDS 難波店
5/20 フジファブリック LIVE TOUR 2016 三日月ADVENTURE
     @大阪BIG CAT
6/18    [THE AGIT] SWEET COFFEE-YESUNG
          @TOHOシネマズなんば
   (※ライブビューイング)
6/19 [THE AGIT] SWEET COFFEE-YESUNG
          @TOHOシネマズなんば
   (※ライブビューイング)
6/30 ロックロックこんにちは!20th Anniversary Special ~R2 need U,I need U~
   スピッツ/カジヒデキ/THE COLLECTORS/真心ブラザーズ
     @なんばHATCH
7/1  フジフレンドパーク2016
     フジファブリック/Suchmos
   @Zepp Namba
7/5   THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016
   @大阪城ホール
7/6   THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016
   @大阪城ホール
7/10  ロックロックこんにちは!20th Anniversary Special ~R2 need U,I need U~
   スピッツ/Mr.children/キュウソネコカミ/MONGOL 800
   @大阪城ホール
7/26 THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016
           @神戸ワールド記念ホール
9/1   SUPER JUNIOR YESUNG JAPAN TOUR 2016~Books~
   @大阪国際会議場
9/2   SUPER JUNIOR YESUNG JAPAN TOUR 2016~Books~
   @大阪国際会議場
9/3      SUPER JUNIOR YESUNG JAPAN TOUR 2016~Books~
   @大阪国際会議場
10/9    Mr.children Hall Tour 2016 虹
   @フェスティバルホール
10/11  SPITZ JAMBOREE TOUR 2016 “醒めない”
   @オリックス劇場
10/12  SPITZ JAMBOREE TOUR 2016 “醒めない”
   @オリックス劇場
10/29   KYUHYUN Solo Concert“秋のような追憶;ある小説家の物語”
    @梅田ブルク7
   (※ライブビューイング)
11/12 ユニコーン ツアー2016 第三パラダイス
    @オリックス劇場
11/26 ゆず20周年突入記念弾き語りライブ ゆずのみ
     @東京ドーム
12/3   SPITZ JAMBOREE TOUR 2016 “醒めない”
     @和歌山県民文化会館
12/5      SPITZ JAMBOREE TOUR 2016 “醒めない”
     @フェスティバルホール
12/7  ユニコーン ツアー2016 第三パラダイス
    @フェスティバルホール
12/18 真心ブラザーズ GREAT ADVENTURE 20th
            @大阪CLUB QUATTRO
12/28    THE YELLOW MONKEY SUPER メカラ・ウロコ・27
            @なんばパークスシネマ
   (※ライブビューイング)

というラインナップ。ライブ22公演、ビューイング5公演、計27公演。なんか2016年はやたらとどれもチケット代が高かった印象。他にも色んなことにお金や時間を使いたいので、自分にはこれぐらいがちょうどいいぐらいですね。

 

2016年も引き続き大好きなかっこいいおじさんたちを中心に追いかけていきました。何といっても今年はTHE YELLOW MONKEYの復活が最高でした。熱い思いはこちらに書き記しましたのでここでは語りません。

pop8823.hatenablog.com

ホールツアー行けなかったのはとても悔しかったな。でも、年末のメカラウロコと紅白で満たされました。申年の1年間、最高の締めだった、と思った矢先、年明けてすぐのCDJのステージで吉井さんの声が突如出なくなるという悲劇。年明けてからツイッターにその情報が流れてきてもう気が気じゃなくて続報が来るまで寝れなくて。原因は単純で、声の出しすぎ、喉の使いすぎたったようです。1か月間、貝になって養生すれば治るとのことでひとまず安心。今年は東京ドーム公演もあるし、そうでなくでもまだまだたくさんの歌を歌ってほしい喉なので、とにかくお大事にしてほしいです。

 

 

あとはスピッツも素晴らしかったなあ~!15枚目のアルバム「醒めない」の素晴らしい出来!「醒めない」「みなと」の良さ。「みなと」の良さ!「みなと」の良さ!本当に良い。これがツアーの1曲目だったんだけども、「船に乗るわけじゃなく」の「ふ」の声の力強さに涙が出ました。あと、イントロの1拍目のほんの少しだけ前から鳴りだすギターの音が本当に良くてねえ。演奏も最高なのよ。語りだすと止まらないです。みなとだけでまだまだ語れる。ツアーのセットリスト全曲語りたい。5人分の卒論ぐらいになりそうなのでやめます。

 

 

スピッツは今年ロックロックでもワタシ的にハイパー嬉しいことばかりしてくれて、もう何だったんでしょうか?感謝しかない。ロックロック20周年ってことで大阪城ホール公演にはなんとMr.children様登場。神と神。国宝と国宝。んもうチケット取れなかったら自害するレベルでしたが、無事にゲット。しかもアリーナ前方席種で当選という奇跡!ありがとうプラムチャウダー。2012年のap bank fesにスピッツが出たときも超胸アツでしたが、今回はすごかった!城ホ公演の前に開催されたなんばハッチ公演では、スピッツの夏恒例のカバー曲がなんとMr.children様の「虹の彼方へ」!!!「カバーやります」とかの説明もなくいきなりイントロが始まるからもう。あの瞬間、お客さんの中で一番絶叫した自信がある。というかお客さんあんまりこの曲を知らなくて反応が薄かったwwまあ昔の曲だしそりゃそうだ。私は勝手に気絶してたので大丈夫です(何が大丈夫なのか)。もちろん、城ホでも「虹の彼方へ」を披露!その後の会報でもツアーのMCでもミスチルの話がたくさん出てきてもう5年分ぐらいの絡みを堪能しました。ありがとう神様!

 


ミスチルは地方を細かくまわるホールツアーがずっと続いていまして、2016年後半スケジュールでいよいよ大阪公演の登場!各会場となっている都道府県民が優先して当選しているようでしたが、大阪って単純に人口多いのに当たるのか?と。何と当てました。しかも、会場は大好きなフェスティバルホール。さらに会場で座席が書かれた紙をもらったら何と前から12列目!こんなことがあって良いのか。世界中の神様に感謝しました。ライブはそれはもう素晴らしかった。メンバー4人+キーボード+アコーディオン+トランペット+サックスの8人の生音だけをあの音響が素晴らしい会場で。至極だったなあ。やっぱり桜井さんの詞が大好きです。世界で一番信じてる言葉で、歌声。世界で一番信じてる4人。こちらも語りだしたらとても長いのでここらでいったん止めます。

 


久しぶりにユニコーンのツアーもあり、とても楽しかった!川西さんのドラムがやはりとても好きだ。バカでかすぎる音にあの笑顔とキメポーズ。えびさんは一生麦踏みしてるし、てっしーは白鳥の湖だし(?)。1曲目のあべどんの「へ~~い!」だけでどひゃーー好きーーーってなるしでもやっぱり民生さんの声が最強。マゴソニも楽しかったなあ。ブラック田ヨンピルの話は今思い出しても笑える。ユニコーン真心ブラザーズウルフルズのこの辺りはみんなもう本当に楽しそうで、その空間にいるだけで日常の嫌なこと全部吹っ飛んでいっぱい笑わせてくれてかっこいい演奏で痺れさせてくれて。アラフィフおじさん、まだまだついていかせてください。

 

 

あとは、すじゅ関連。引き続き大量に兵役中でグループの活動は依然少なくて、カンインさんもソンミンさんもどうしようもないし完全体になる日はまだまだ先やし誰がいれば完全体って呼ぶ?SUPER JUNIORとしての未来っていったい?って感じでつらい。みんなソロ活動が活発なのが救い。KRYは韓国のソロコンも日本でビューイングしてくれたり日本でもツアーをしてくれたり、本当に感謝しかない。83の韓国でのバラエティ出演もいーーっぱいあって司会も多くて色んなところで頑張ってるのがわかるしもう本当になんと言ったらいいのか。とにかく健康で笑顔で幸せでいてくれたらもうそれでいい。シンミンは年末に帰ってきてりょんぐは逆に行ってしまって、ウンシヘは2017年にようやく帰ってくるけど次はぎゅーちゃんがお別れ。うううう・・・


2017年は、ミスチルがデビュー25周年でドームツアーとスタジアムツアーで盛大に!ゆずも20周年でドームツアー、スピッツも結成30周年アニバーサリー、イエローモンキーもアニバーサリーでドキュメンタリー映画もありおそらく12月に東京ドーム公演。フジのツアーも始まってるし、ユニや真心もこれから何か発表されることを期待!そしてすじゅは下半期にいよいよカムバックとのこと。まだまだ聞きたい音楽もいっぱいあるし、音楽以外にも色んなことにお金と時間を使いたいし、今年も忙しそうです。健康第一で色んなものを楽しみたい。素敵な1年にするぞー!

「Darling U」MV・音源公開

ついに本日0時に公開されました!STATIONの記念すべき50作品目。STATIONというのは、韓国最大手芸能事務所・SM ENTERTAINMENTのデジタル音源公開チャンネルのことであります。SUPER JUNIORの兄さんことイェソンさんとRed Velvet・スルギちゃんのデュエット曲「Darling U」!
作詞は兄さんとなんと兵役中のひょっくん!作曲は兄さんとあと2名ほど。

「歌詞には、恋愛に不器用な二人の男女の初々しい感情とときめきが盛り込まれており」とニュース記事にはあって、ティーザー公開時から何だかすごく甘~い雰囲気でしたが、公開されたMVを見て声にならない悲鳴をあげましたね・・・

 


[STATION] 예성X슬기_Darling U_Music Video
かわいい。かわいいの洪水!かわいすぎて汗かく。汗で夜中に体が冷えたわ。ときめき盛り込みすぎ!イェペンもスルギペンも感想が「かわいい」まみれでかわいいの渋滞。双方のペンがお互いに幸せという最高の結果。あと、二人の声の相性とても良い。

 

今話題の関ジャムの「売れっ子プロデューサーが選んだ2016年の名曲ベスト10」前半回でも蔦屋さんが言っていましたが、「人と違う声を持っている人は、それが最大の武器になる」と。兄さんはまさにそれ。この曲も後ろの音数も多くないし過剰なアレンジもないけど、兄さんの唯一無二の声で囁くように歌い、それにスルギちゃんの澄んだ声が乗っかるだけでもう十分すぎる。

 

とかそんな音楽的なことなんてもうどうでもいい。とにかく兄さんがかわいい!スルギちゃんがかわいい!兄さん32歳やからな?かわいすぎるでしょう。最後の30秒とかもうどうなってんだ。照れまくる二人以上にこっちが照れて奇声が漏れたわバカ野郎。かわいい以外にこのかわいさを表現する語彙力を持ち合わせていないのでかわいいしか言いません。あと、スルギちゃんは一重界の大天使。女神。

 

兄さんのデュエット曲好きだな~。去年のHere I amに収録されてたこれも。


YESUNG (예성) [Super Junior] - 벚꽃잎 (Spring In Me) (Duet. CHEEZE Dalchong) [1st Mini Album 'Here I Am']

女声とのデュエット好きだなあ。デュエットアルバムとか出してみてほしい。

 

それにしても作詞がイェヒョクってどこをどっちが書いたのか気になりすぎる。「ぷるんとした小さな君の唇に 柔らかくそっとくちづけを」ってどっち!?どっちが書いたの!?どっちが書いたの・・・(遺言)

 

 

兄さんは年明けからドラマにも出演中でデュエット曲も公開されて順調です。今年は2枚目のソロアルバムも出るかな? 後半にはすじゅもいよいよ!カムバとのこと。昨日のペンミのレポを見ていると、ソンミンさんが言う「メンバーも快く受け入れてくれ」の言葉の信ぴょう性が全く感じられなくて不安しかないのですが、私がやいやい言っても仕方ないと思いますので、遠くから心配な顔で見つめるしかない。色んなことがうまくいって、笑顔のお兄さんたちがたくさん見られることを願っています。

 

THE YELLOW MONKEYのいた2016年

それは本当に突然だった。

2016年、年が明けて4~5日経ったころ、ネットがざわつき始めた。どうやら「THE YELLOW MONKEYが復活するらしい」。

信じられなくて噂の根源を確認した。ホームページを見て、確証に変わった。

これは間違いなくTHE YELLOW MONKEYだ。彼らが復活するのだ。ホームページではカウントダウンが進んでいた。0になるのは、1月8日午前0時。震えが止まらなかった。


私は1993年に生まれた。一方彼らは2001年に活動を停止している。テレビで歌っているのを見た記憶など全然無いし、名前を微かに知っているかな、程度のものである。

初めてちゃんと認識したのは、「僕らの音楽」という音楽番組でレミオロメンと一緒に「楽園」を歌う吉井和哉を見たときである。当時、レミオロメンのファンだった私は、ボーカルの藤巻亮太さんがガチガチに緊張しながら熱唱しているのをテレビで見た。その時、藤巻さんの前で、あまりにも余裕の表情で歌っているのが吉井さんだった。ニヤっと笑ったり、緊張しまくりの藤巻さんを煽ったりしていた。その姿に、子供ながらにすごく惹きつけられた。しかし子供の興味というのはだいたいすぐに移り変わっていくので、そんなこともすぐに忘れていったように思う。

吉井さんに再会したのは、忘れもしない2011年。大好きなスピッツが主催の夏の恒例イベント「ロックロックこんにちは!」だった。出演者の名前の中に、「吉井和哉」の名があって「あの楽園を歌っていた人だ!」と気づいた。けれども、イベントまでに吉井さんの曲の予習はほとんどしていなかった。

大阪の海辺で開催されたそのイベントは、9月の猛暑とお客さんの熱気でムッとしていたのを覚えている。友人とかき氷を食べたりステージを見たりしながら、トリのスピッツを待っていた。

時間は確か夕刻から夜にかけてだったと思う。吉井さんがステージに現れた。真っ白なシャツに真っ黒なスキニー、茶色に染めた少し長めの髪で、真っ赤なフライングVを持って。

凄まじいオーラと色気だった。姿を見た瞬間に私の心は海風に乗って簡単に吹っ飛んでいった。ロックスターってこういう人のことを言うのだなと思った。佇まいも歌声も何もかもがとにかくかっこよくて、同じ人間とは思えなかったし、こんな人今まで見たことない、と思った。当時大学1回生だった。

予習はしてなかったから曲は全然知らなかったけど、最初から最後までステージに夢中だった。片時も目を離そらすことができずに、吉井さんを必死に追った。最後には酔っぱらった民生さんが出てきてステージで一緒に曲を歌いながらじゃれていた。そのギャップにも振り回された。暑さなんてすっかり忘れていた。

そこからは早かった。当時吉井さんはアルバムツアーを終えて、各地で衣装展をしている最中だった。大阪であった衣装展に行き、そこで行われる抽選制のトークライブも奇跡的に当たった。一番後ろの席だったけど、かっこよさで目が眩んだ。とても背が高かった。確かプレゼントを当てた人がハグされていて、わかりやすく嫉妬したりもした。他にも、例年日本武道館で開催されている年末の恒例ライブがその年はたまたま大阪で開催されるという朗報を知り、申し込んだ。CDも全部借りてきて聞きまくり、動画、雑誌、集められる今と過去の情報はほとんど集めて夢中になった。その後もソロ活動を追い続けた。

THE YELLOW MONKEYとはそんな中で出会った。残念ながら、最初に見た映像は思い出せない。でも「薔薇娼婦麗奈」のライブ映像を初めて見たときの衝撃は忘れられない。打ちのめされた。他のバンド、歌手、ミュージシャンにはない独特の存在感、色気、演奏、曲。何もかもが唯一無二だった。どのMVを見ても、どのライブ映像を見ても、圧倒され続けた。


reina

2013年には、解散のきっかけの一つとなった「パンチドランカー・ツアー」のドキュメンタリー映画が公開された。113本という過酷なツアースケジュールの中で、少しずつ歯車がずれていく彼らの映像があった。私はステージ衣装とメイクで自分たちを着飾った彼らばかりを見てきたけれども、そうではない、ぼろぼろの彼らだった。でも、それすらも、バンドの崩壊の兆しさえも美しく見えた。最後のSO YOUNGで泣いた。これをきっかけに、さらにTHE YELLOW MONKEYの音楽を聴いた。とにかく生で体感したかった。この空間に行ってみたかった。もう20年早く生まれていれば、と何度も思った。


映画『パンドラ ザ・イエロー・モンキー PUNCH DRUNKARD TOUR THE MOVIE』予告編

 

でも、彼らはもういないのだ。彼ら4人が一緒にステージに立って、THE YELLOW MONKEYの曲を演奏することは一生ないのだ。吉井さんのソロを追いながら、一人で彼らの楽曲を歌う吉井さんを見ながら、様々なインタビューやMCを聞きながらそう思っていた。映像や写真でしか彼らを見ることはできない。それでも、夢中だった。日本で一番かっこいい4人組は永遠にTHE YELLOW MONKEYなのだと思っていた。


そんな彼らが突如復活するというのだから、落ち着いてなんていられない。そもそも、復活を理解することすら難しい。急にそんなことを言われても意味不明だ。それに復活したとしても一抹の不安もあった。完全に私の中で、彼らは神だった。神格化してしまっていた。あの時の、私がずっと過去をさかのぼって追いかけてきたTHE YELLOW MONKEYのかっこよさのまま復活するのだろうか。そんなうまくいくのだろうか。自分にとってのロックスターのそうでない姿を見ることになったら、神様だと思っていたものがそうでなくなってしまったら。不安と期待が交互にやってきた。

その日が近づいてくると、ホームページに掲載されているシルエット写真はほとんど鮮明と言っていいほどになっていた。眠れなかった。

1月7日は木曜日、1月8日は金曜日。1月7日の夜はどうやって過ごしたのか覚えていない。吉井さんのアルバム宣伝のためのツイッターアカウントや関連のアカウントが軒並み「これが最後のツイートです」と呟いた。心臓が口から出そうだった。

0時になった瞬間ホームページにアクセスしたけど、なかなか繋がらなかった。結局ナタリーがツイートしたニュースですべてを知った。

再集結。全国アリーナツアー。宣伝映像には聞いたことのない音楽が、間違いなく彼らの新しい曲が、流れていた。


THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016

のちのアリーナツアーのグッズで販売されていたパンフレットに、情報解禁の瞬間の彼らに密着したDVDがついていた。おい、乾杯してクラッカー鳴らして大画面でツイッターの反応見てやがるぞこの4人のおじさんたち!もちろんその時はそんなことも知らずに、大阪の田舎でスマホを握りしめながら、私は気づけば泣いていた。


そこからは、色んなことがあった。再始動時の宣伝映像のバックで流れていたのは、「ALRIGHT」という新曲だった。
「何よりもここでこうしてることが 奇跡と思うんだ
 命はいつか絶えるだろう だけど最高の出会いが
 月日は流れて 力を集めて
 ひとつに集めて」
こんな直接的な詞があると思わなかった。最高にかっこよくて、私はまた泣いた。


ALRIGHT / THE YELLOW MONKEY

ALRIGHTのMVも公開された。「吉井さん前髪!」ってつっこんだけど、それでもやっぱり圧倒的にかっこよかった。
アリーナツアーのチケット当落発表もあって、ツアー初日から約2か月後の大阪城ホールの2公演、神戸の1公演をとることができた。私がTHE YELLOW MONKEYのライブのチケットを持っているなんて。信じられない。
ツアー初日の代々木第一体育館での公演は1曲目が日本中の色んな場所で、色んな媒体で生中継されることも発表された。主要都市の街頭ビジョンで生中継なんて!日本中をジャックだ。なんてわくわくするんだろう。やっぱロックスターだ。私はどこで見ようか悩んだ。
アリーナツアー1曲目予想をしよう!というイベントが始まった。色んなアーティスト達がHPで予想をしている。多くの人たちがシングル曲などの有名な曲を予想しているなかで、PUFFYの二人が「見てないようで見てる」って予想していたのに笑った。1曲目がそれだったら衝撃だ!
ツアー初日の開演時間に向けてのカウントダウンも始まった。ということは定刻に始まるのか?0になった瞬間どうなるんやろう?どんな風に始まるのか?想像はつきなかった。

ツアー初日、時間休をとって、家に帰ってきた。街頭ビジョンで見るか悩んだけど、LINE LIVEで見ることに決めた。早めに晩御飯を済ませて、パソコンの調子を確認した。ネットは問題なくつながる。LINE LIVEの他番組もきちんと見れる。あとは開演を待つのみ。LINE LIVEでは、イエローモンキーが好きだという方が生中継特番の司会をしていた。ファンで東京にいるのにこんな仕事があるせいで生で見られないなんて地獄のようで気の毒になりながら、その時を待った。

定刻10秒前からは、会場のお客さんのボルテージは最高潮のように感じた。日本中で今同じように画面にかぶりついてる人、街頭ビジョンの前でたたずんでいる人はどれぐらいいるんだろう。考えているうちに0になり、照明が落ちた。

バラ色の日々のリミックスのような音楽が流れてきた。1曲目はバラ色だったか!と思ったら、アニーのカウントから始まったのは「プライマル。」これが1曲目だった。ステージには幕がかかっていて、メンバーのシルエットが映っている。生中継では、幕の後ろにいるメンバーがちらちら見える。吉井さんは金ピカのジャケットを着ている!アイラインだ!大サビで幕が落ちた。アニーがすごい笑顔でドラムを叩いている。ヒーセがゴリゴリのベースを弾いている。エマ様はそこにいるだけで美しい。そして、初めて見る「THE YELLOW MONKEYのロビン」がそこにいた。気づけば1曲目が終わり、2曲目が始まった。生中継は1曲目だけではなかったか?と考えている暇もなかった。吉井さんとの出会いの「楽園」だった。4人がそこにいる。THE YELLOW MONKEYとしてそこにいる。街頭ビジョンを選ばなくてよかった。2016年1月8日以降、一番たくさん泣いた。泣いても泣いても涙が止まらなかった。


セットリストを見ないようにひたすら情報を遮断する日々を経て、ついに大阪城ホール公演初日がやってきた。職場が会場の近くのため、定時ダッシュをキメて会場についた。私は今THE YELLOW MONKEYを見るために大阪城ホールにいる!たくさんのアーティストを見てきた会場だけど、とても神聖な場に思えた。いろんな世代の人がいた。緊張した。中に入ると、定刻に向けたカウントダウンがされていて、緊張が高まった。後ろの席にはエマ狂のマダム、隣の席には30歳ぐらいの男性2人が非常に興奮した状態で座っていた。私もタオルの封を開けたり、お茶を飲んだり、深呼吸をしたり、用意をしながら待った。

1曲目の始まりと同時に涙が出たけど、予想と反してそれ以降はほとんど出なかった。まるで、今まで空白期間なんでなかったかのように、「1年ぶりにツアーするぜ!」ってな具合に、メンバーが音を奏でていた。何なんだこの人たちは?こっちはものすごく意気込んで来たというのに。あまりに自然に、そして圧倒的にかっこよくステージは進んでいった。

吉井さんのソロ公演でもTHE YELLOW MONKEYの曲は演奏されていたけれども、聞こえ方が全然違った。これがバンドなのだなあ。セットリストにはあの「薔薇娼婦麗奈」も入っていてぶったまげた。サックの絡みも初めて生で見ることができた。HOTEL宇宙船での吉井さんとエマちゃんのキックでは悶絶した。悲しきASIAN BOYで電飾が下りてきた時に胸がいっぱいになった。聞きたかった曲がたくさん聞けて本当に嬉しかったけど、でも何より嬉しかったことは、新曲「ALRIGHT」がめちゃくちゃに盛り上がったことだった。過去の名曲だけではない、現在進行形のバンド。あの頃のギラつきは薄れたかもしれないけど、でも、間違いなく私が大好きで憧れ続けたTHE YELLOW MONKEYがそこにいた。


THE YELLOW MONKEY SUPER JAPAN TOUR 2016 -SAITAMA SUPER ARENA 2016.7.10-」ダイジェスト映像


ツアーが終わると、ドラマの主題歌を担当することが発表された。「砂の塔」という曲らしい。そのリリースに合わせて、テレビや雑誌等、メディアラッシュが始まった。彼らのメディアラッシュ!相変わらず「夢のようやなあ」と思いながら追いかけた。雑誌はMUSICAの写真が良かった。アイラインを引いた吉井さんは何歳になっても無敵だ。テレビはどれもよかったけど、やっぱり情熱大陸が心に残っている。4人でご飯を食べながら健康診断の話をしたり、中学生みたいな下ネタで笑ったり。なぜか結構時間を割いてくれたアニーの筋肉トークもとても好き。感動的な場面もあり、何度も見た。たくさんの露出があっても毎回新鮮に「また集まってくれてありがとう」っていう気持ちでいっぱいだった。


砂の塔 / THE YELLOW MONKEY

砂の塔がリリースされてから、ホールツアーが始まった。ツアータイトルは「SUBJECTIVE LATE SHOW」。こんなタイトル、行きたいに決まってる。関西は京都のみ。当たらなかった。ファンクラブトレードで直前まで足掻いたけど当たらなかった。悔しすぎて行きたすぎて、一切の情報を拒否した。今も、ツアーのセットリストもMCもほぼ知らない。2016年の活動にホールツアーはなかったものとして自己処理している。つらい。

12月28日には、日本武道館で恒例の「メカラ・ウロコ27」が開催された。やっぱり仕事は休めず、ありがたいことにライブビューイングがあったので、そちらで参加した。JAMもSPARKも楽園もバラ色の日々もないセットリスト。SECOND CRYを聞けるなんて。Four Seasonsは圧巻だった。「まず僕は壊す 退屈な人生さよなら 君に誰よりもやさしい口づけを アンコールはない 死ねばそれで終わり ストレートに行こうぜ 回り道は嫌い」息ができなかった。テレビで歌ってほしいと思った。どの曲においても圧倒的に唯一無二の詞世界。到底思い浮かばない言葉の並び。緊張感のある佇まい。すべての人に響くとも思ってないし、嫌いな人もいるはずだとも思う。それでも、テレビで歌ってほしい、多くの人に見てほしい、聞いてほしい、この時代にぶつけてほしい曲たちがたくさんあった。

 

 

 

大晦日の今日、紅白歌合戦に出て、彼らの2016年は終わる。年明けに復活を知らせてから、走り続けてきた1年間。去年の大晦日には想像もできなかったような1年間だった。2016年最後に歌う曲は「JAM」。この曲が、日本中に届く。「THE YELLOW MONKEYという国があるならば、この曲はその国の国歌だ」吉井さんが言い切ったこの曲。2016年の年の瀬に、この曲は日本にどのように響くのだろう。私はテレビの前で、その時を待っている。


「夢はだいたい叶いました。なるべく長い時間、この人たちとやれたらいいなと思います。それを楽しんでくれる人がたくさんいたらいいな。(情熱大陸より、「夢はありますか?」と聞かれた吉井さんの答え)」
何度でも言います。おかえり、THE YELLOW MONKEY!最大級の愛と感謝を込めて。

 


JAM - THE YELLOW MONKEY LIVE @ TOKYO DOME, 2001